「ETC協同組合に加入すると積立金が必要って本当?」
「毎月積立金なんて払えないし、ETC協同組合は辞めたほうがいいのかな」
と気になっていませんか?
法人や個人事業主がETCカードを作成しようとしても、積立金が必要なら加入を迷ってしまいますよね。
なぜ「ETC協同組合では積立金が必要」だと、間違った情報が出回っているのでしょうか。
- ETC協同組合に加入する際必要なのは「出資金」
- なぜ積立金が必要だという情報が出回っているのか
- 「こんな時はどうすればいい?」ETC協同組合に関するよくある疑問を解説
この記事を見れば出資金が必要だと勘違いされている理由と、なぜ出資金を支払わなくてはいけないのかがわかります。
「ETC協同組合でカードを作成したいけど、積立金は払えない」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜETC協同組合やに加入する際に出資金が必要なのか
ETC協同組合はその名の通り同じ目的を持った人が相互扶助するための組織なので、さまざまな企業が共同で組合に加入しています。
農業や漁業の協同組合は有名ですが、そのETCやガソリンカード事業をおこなっているのがETC協同組合です。
ETC協同組合の公式サイトを見ると、中小企業の事業をさまざまな方面でサポートする旨が記載されています。
中小企業の事業を多角的にアシストし、異業種交流や各種共同購買・共同利用を通じて事業経営を効率よくサポートします。
コストの削減や新たな経営戦略に役立つ情報の提供や交流など、経営活動の促進を目指した事業協同組合です。
(引用)ETC協同組合 組合概要
このETC協同組合の事業の1つに「自動車用燃料の共同購入」や「ETC制度の共同利用事業」があり、組合員がETCやガソリンカードを利用できるようになっています。
万が一のリスクに備えるために組合員から出資金として1万円を預かり、カード会社と連携して組合員に料金後払いのシステムを提供しています。
ETC協同組合を通してカード会社のカードを利用させてもらってるんだな。
ETC協同組合のことを知りたい人は、関連記事を参考にしてください。
ETC協同組合の出資金が積立金と間違われる理由
「ETC協同組合には積立金を支払わないといけない」と勘違いされていますが、預けるのは積立金ではなく出資金です。
出資金として1万円預けなくてはいけないため、その1万円のイメージが先行してしまった結果「積立金」というイメージが定着したと考えられます。
ETC協同組合の出資金は組合加入時に1回預けるだけなので、2枚目以降のカードは出資金なしで発行してもらえますよ。
毎月決まった額を積み立てていかないといけないと思ってたけど、1万円預けるだけでいいんだな。
ETC協同組合はETCとガソリンカードの発行をおこなっていますが、2枚同時に発行しても出資金は1万円しかかかりません。
「協同組合に加入するのであれば毎月積み立てるのは仕方ない」とイメージしてしまうかもしれませんが、1万円の出資金を預けるだけで協同組合に加入できるので安心してください。
ETC協同組合のETCカードは手数料としてマイレージなしの場合走行料金の5%、マイレージありの場合8%かかってしまいます。
この手数料を積立金と勘違いしている人がいますが、手数料はETC協同組合の運営費用をまかなうものなので積立金ではありません。
手数料こそかかってしまいますが各種ETC割引を受けられるため、ETCカードを持っていたほうがお得に高速道路を走行できますよ。
実際ETC協同組合ってどうなの?よくある3つの質問を解説
「ETC協同組合はカードの発行難易度が低いけど出資金がかかる…」
「実際ETC協同組合はどうなんだろう?」
やはり、ETC協同組合は気になっても、実際どうなのか気になってしまいますよね。
結論からお伝えするとETC協同組合は会社設立直後の法人や個人事業主におすすめですが、申込むなら疑問を解決してからのほうがいいですよね。
そこで、よくある疑問を紹介するので、お悩みの解決に役立ててください。
1.ETC協同組合は怪しいけど大丈夫?
法人や個人事業主でなければETCやガソリンカードを作成できないため、知名度の低いETC協同組合。
そのため、どうしてもETC協同組合は怪しいのではないかと言われてしまいますが、各省庁から認可を受けた協同組合なので安心して利用できます。
詳しくはETC協同組合は詐欺のリスクは0で解説していますが、内閣総理大臣などの認定を受けている組織できちんとした事業実績があります。
認定のことは詳しくわからないけど、内閣総理大臣に認定されているなら安心して申込めるな。
ETCやガソリンカードの発行事業以外にも自動車保険の契約もおこなえるため、事業が安定していることがわかります。
本当に怪しければSNSを中心に悪い口コミが広まってしまいますが、利用している人から「便利だ」と評判がいいので怪しさはまったくありません。
\ ETC協同組合は新会社の味方 /
2.ETC協同組合を解約(脱会)するときはどうすればいい?
「ETC協同組合発行以外のETCカードを利用する」「事業を縮小する」など、さまざまな理由で解約を検討する場面が訪れます。
電話やメールで問い合わせれば解約方法を教えてもらえますが、簡単に解約の流れを説明します。
- 1.ETC協同組合に解約の旨を伝える
- 電話やメールで解約の旨を伝え、今後の流れを聞く
- 2.解約届を記入する
- 送られてきた解約届を記入し、カードと一緒に郵送する
- 3.後日引き落とし口座に出資金が返却される
- 最後の利用料金の支払いを確認したのち出資金が振り込まれるため、1~2ヶ月ほどかかります
大まかな流れとして、解約の旨を伝えたうえでカードと書類を返送すればETC協同組合を脱会できるので、時間はかかりますが面倒な作業はありません。
どんな理由であっても解約できるので、利用しないのであれば年会費が発生する前に解約してしまいましょう。
3.ETC協同組合の出資金の勘定項目は何に仕分けされるの?
法人や個人事業主は年に1回確定申告が必要ですが、初めての確定申告ではわからないことばかりで困ってしまいますよね。
勘定項目とは費用や収益をわかりやすくまとめた見出しのようなものですが、勘定項目は細かく決められていません。
細かく決まっていないということは、どこに分類しても間違いではないんだな。
迷うのであれば、主査資金は投資仕分けすれば問題ありません。
初めての確定申告は不安だらけですが、帳簿を税務署へ持っていけば教えてもらえるので何に仕分けされるのかを聞くのも選択肢の1つです。
年間1万円ほどでクラウド確定申告も利用できるので、不備や追徴課税が不安な場合はツールやプロにお任せしたほうが安心ですよ。
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ETC協同組合に加入する際は積立金ではなく10,000円の出資金が必要
「ETC協同組合に加入する際1万円が必要」というイメージから毎月積み立てていかなくてはいけないと勘違いされていますが、実際は加入時に1法人、または1個人事業主一口ごとに加入する出資金が必要です。
毎月積み立てる余裕なんてないと思ってたけど、加入時に1万円かかるだけなら問題ないな。
協同組合加入時に1万円かかってしまいますが、カードを複数枚申込んでも出資金の額は変わらないので負担になりません。
法人カードの発行は厳しく「新規法人や個人事業主にETCやガソリンカードの発行は難しい」と言われている中、多数のカード発行実績を誇るETC協同組合。
1万円の出資金はかかってしまいますが、クレジット審査なしでETCやガソリンカードの発行をおこなっているため設立直後の会社におすすめです。
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