「なんで高速情報協同組合加入時に出資金が必要なの?」
「10,000円も払って高速情報協同組合を利用する意味はあるの?」
と気になっていませんか?
法人向けのETCカードを探していると目にする、高速情報協同組合の文字。
あまり聞きなれない組織なうえに、出資金が必要と書かれているため「大丈夫なの?」と気になってしまいますよね。
この記事を見れば高速情報協同組合が安心できる組織だとわかり、10,000円の出資金を払ってでも加入したほうが良い理由がわかります。
出資金10,000円は退会時に返金されるので、高速情報協同組合が気になっている人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なぜ高速情報協同組合加入時に10,000円の出資金が必要なのか

高速情報協同組合に加入する際は10,000円の出資金が必要なので、怪しい団体ではないかなど不安になってしまう人が多いです。
しかし、公式サイトを見ると職種に関係なく中小企業の事業をサポートしていることがわかり、高速情報協同組合は組合員数No.1の巨大組織です。
中小企業の事業を多角的にアシストする“高速情報協同組合”。
異業種交流や各種、共同購買・共同利用を通じて事業経営を効率よくサポートします。
コストの削減や新たな経営戦略に役立つ情報の提供や交流など経営活動の促進を目指した事業協同組合です。
(引用)高速情報協同組合
巨大な組織にもかかわらず加入時に10,000円の出資金を払うのはなぜなのか、そもそも出資金とは何か気になりますよね。
結論からお伝えすると出資金は組合の運営資金として預けるお金ですが、出資金とは何かを詳しく解説していきます。
出資金は保証金の意味合いがある
高速情報協同組合に加入する際の条件は「原則として中小企業」とありますが、もう1つに「一口1万円以上の出資金を預けること」と明記されています。
出資金は以下の場合も1万円しかかからないため、なぜ出資金が必要なのか悩んでしまいますよね。
- ガソリンカード1枚を発行した場合
- ETCとガソリンカードを1枚ずつ発行した場合
- ETCカードを3枚発行した場合
加入時に払う出資金は各種カードを何枚発行しても金額は変わらず、組合員の金銭的負担は少ないです。
協同組合は組合員同士が資金を持ち寄って運営するものなので、組合の事業資金にあてられます。

加入している組合員の会社が倒産するリスクを協同組合は抱えているので、万が一のリスクを出資金で補います。



出資者が増えるほど協同組合は資金が増えるから、万が一のリスクに備えてるんだな。
株とは違い得も損もしない
組合員同士が資金を持ち寄って運営すると聞くと「協同組合に支払うお金、加入費用」と捉える人がいますが、協会を脱退するときには返金されます。
出資金は株式会社の株主のようなイメージですが、株の価値は変動するため退会時に戻ってくる金額が10,000円以下になってしまうリスクがあります。



出資金の価値は何年たっても変わらないので、10,000円の満額戻ってきます。



協同組合の加入条件にお金を預けるのは仕方ないけど、満額戻ってくるなんて嬉しいな。
出資金は株のように変動しないので得もしなければ損もせず、預けておくだけで構いません。
高速情報協同組合の姉妹団体であるETC協同組合も10,000円という言葉が独り歩きして「積立金が必要」と勘違いされていますが、協同組合に必要なのは出資金なので勘違いしないようにしてください。


高速情報協同組合はお得なの?10,000円の出資金は高いのか徹底検証


高速情報協同組合が安心して加入できる組織だとわかっても、出資金10,000円を払う必要があるのか気になりますよね。
結論からお伝えすると「出資金を預けてでもカードを発行したほうが断然オトク」と断言できるので、具体的にいくら安くなるのかETCとガソリン料金で比較していきます。
ETCカードを利用した場合
出発IC~到着IC | ETC料金(普通車) | 現金料金(普通車) |
---|---|---|
新宿~大阪空港 | 9,690円 | 13,760円 |
新宿~青森 | 11,480円 | 16,050円 |
大阪空港~福岡 | 11,070円 | 16,390円 |
ガソリンカードを利用した場合
ガソリンカード | 現金給油 | |
---|---|---|
150円×30ℓ | 4,800円 ※全国均一価格のため | 4,500円 |
160円×30ℓ | 4,800円 ※全国均一価格のため | 4,800円 |
170円×30ℓ | 4,800円 ※全国均一価格のため | 5,100円 |
ガソリンカードは全国均一価格のため高い安いが一概には言えないものの、ガソリン価格が安い地域で給油する場合は高く感じてしまう可能性があります。
ETCカードはマイレージなしが5%、マイレージありが8%の手数料がかかってしまうものの、現金よりも大幅に経費を削減できますよ。
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高速情報協同組合が怪しいは嘘!法人と個人事業主におすすめする3つの理由


法人や個人事業主しか申込めないこともあり聞き馴染みのない高速情報協同組合は、つねに怪しいのではと言われてしまいます。
ですが、高速情報協同組合の口コミで紹介している通り詐欺の心配はなく、むしろ利用したほうがメリットがたくさんあると断言できます。
10,000円の出資金がかかるデメリットも気にならないと思えるほどのメリットなので、ぜひ利用を検討してみてくださいね。
それでは、高速情報協同組合のメリットを詳しく解説していきます。
1.クレジット審査がなく新会社への発行実績がある
クレジットカードには審査があり、法人向けのカードの発行難易度は個人のものとは比べ物になりません。
最近では本人確認書類だけで審査可能な法人カードが増えてきたものの、実績がとぼしい新会社の審査は厳しいことに変わりありません。
- クレジット機能がないETC/ガソリン専用のカードだから
- 高速情報協同組合独自の審査でカード発行をおこなっている
- 新設法人や個人事業主のサポートに力を入れている
高速情報協同組合はクレジット審査をおこなわずに会社が存在しているのか、どのような事業をおこなっているのかを重視しているため、過去に多数のカードを発行し日本一組合員数が多い協同組合へと成長してきた組織です。
会社独自の審査はあるので確実にカードを所有できる保証はないものの、クレジットカードの審査よりも難易度が低いことは確かです。
2.ETCとガソリンカード両方を作成できる
高速情報協同組合の代表的な事業と言えるETCカードとガソリンカードの発行は、どちらも利用目的が限られているため安心して利用できます。
ガソリンカードは1種類しかないもののETCカードは3種類から選択できるので、事業で役立つこと間違いなしです。
法人ETC (マイレージ付き) | 法人ETC (マイレージなし) | ETCコーポレート | 法人ガソリンカード | |
発行手数料 | 550円/1枚 | 550円/1枚 | 629円/1枚 | 無料 |
年会費 | 550円/1枚 | 550円/1枚 | 629円/1枚 | 無料 |
対応割引 | 平日朝夕割引 休日割引 深夜割引 マイレージ割引 | 休日割引 深夜割引 | 平日朝夕割引 休日割引 深夜割引 首都・阪神高速割引 | なし |
特徴 | 平日朝夕割引あり | 低コスト スピード発行 | NEXCO発行 | 全国均一価格 |
レンタカーの利用 | 〇 | 〇 | × | – |
おすすめの人 | 地方の 利用が多い | 東京・大阪近郊の 利用が多い | 大口・多頻度割引を 適用したい人 | ガソリンカードが欲しい人 |
おすすめ度 | ||||
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ETCの利用頻度によっておすすめのカードは変わるものの、複数のカードのなかから使い勝手の良いカードを選べます。
とくにガソリンカードは無料で発行できるので、所有しておいて損はないですよ。
3.カードごとの明細が出るため経費の管理がラクになる
通常のクレジットカードは親カードの利用明細とともにETCの利用分も請求がきますが、高速情報協同組合の場合はカードごとの個別明細が発行されます。
カードごとの明細が出ると「いつ」「どこで」「いくら」利用したのかが一目でわかるので、経費の管理がしやすくなります。



毎月下旬に請求書が発行されるので経費計算がしやすく、確定申告時にラクになるというメリットもあるんですよ。
請求書発行時期 | 毎月20日ごろ |
締日 | 月末締め |
引き落とし日 | 翌々月6日/マイレージなし 翌々月8日/マイレージあり |
翌々月払いということもあり、会社設立直後のお金がかかる時期にETCやガソリン料金を気にしなくていいことも大きなメリットです。
きちんと請求書に目を通してから支払いをできるため、万が一不備があった際にも慌てずに対応できますよ。



従業員に渡したカードの明細が出れば、安心して渡せるよな。
10,000円の出資金はかかってしまうが高速情報協同組合に加入すべき


高速情報協同組合に加入するときに10,000円の出資金がかかってしまうため出費が気になってしまいますが、出資金を払っても加入したほうが圧倒的にオトクです。
ETCカードを利用するだけで現金と比べると30%も料金が安くなるので、期間がが長ければ長いほど差額が大きくなっていきます。


カードを使えば使うほど10,000円の出資金を払ってでも発行したほうが割安になるので、ぜひ利用を検討してみてくださいね。