「黒ナンバーの保険料が高いって聞いたけど本当?」
「任意保険を安くする方法はあるの?」
と思うことはありませんか?
ネットで黒ナンバーの保険料を探しても情報が少なく、値段だけでなく契約先もわからずに困ってしまいますよね。
では、黒ナンバーの任意保険が契約できるのは、どのような会社でしょうか?
- 自家用車よりも高額な黒ナンバーの任意保険料の相場
- 衝撃的!黒ナンバーの任意保険は代理店でしか契約できない
- 任意保険を安く契約するなら一括見積りをすすめる理由
この記事を見れば黒ナンバーと自家用車の保険の違いがわかり、安く契約するコツがわかります。
「黒ナンバーの保険料はいくらくらいなの?」と悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
黒ナンバーの任意保険料の相場と補償内容がわかる3つの基礎知識
黒ナンバーの任意保険は自家用車に比べると2~3倍ほど高く、契約時に重視する補償内容も若干異なります。
とはいえ、今まで黒ナンバーの保険を契約したことがない人にとって、自家用車との違いは判らないですよね。
任意保険の相場や自家用車との違いがわからなければ任意保険の契約時に悩んでしまうので、絶対に知っておくべき3つの基本情報を解説していきます。
この3つの基礎知識がわかれば何を重視して保険を選べば良いのかわかるので、詳しく解説していきますね。
1.黒ナンバーの任意保険は月13,000円~14,000円前後
頻繁に自動車を利用する黒ナンバーは事故のリスクが高いこともあり、保険料が高額になってしまいます。
そこで、SNSでの口コミをもとに大手保険代理店の任意保険を調査した結果、おおよその相場は月に13,000円~14,000円ほどだと判明しました。
保険会社 | 年額 | 月額 | 付帯サービスの一例 |
---|---|---|---|
東京海上日動 | 153,770円 | 12,814円 | 長期入院補償 もらい事故への補償 |
三井住友海上 | 164,000円 | 13,666円 | 対物賠償非所有管理財物特約 積載貨物賠償特約 |
損保ジャパン日本興亜 | 151,690円 | 12,640円 | 無保険車障害 自損事故傷害 受託貨物賠償責任 |
楽天損保 | 143,570円 | 11,964円 | レンタカー費用補償 社内積載動産補償 弁護士特約 |
あいおいニッセイ同和損保 | 170,880円 | 14,240円 | レッカー費用補補償 対物超過修理費用 弁護士特約 |
AIG損保 | 155,880円 | 12,990円 | レンタカー費用 レッカー費用補償 |
黒ナンバーの保険は等級を引き継げずに6等級からスタートするので、保険料割高になる要因の1つになってしまいます。
付帯サービスに多少の違いはありますが、やはり黒ナンバーの保険料は自家用車よりもはるかに高額になってしまいます。
黒ナンバーの場合は基本的に代理店へ出向き契約しなければいけないので、住んでいる地域によっては保険会社を選べないデメリットもあります。
2.絶対に加入すべき任意保険の補償内容
自家用車とは違い車の劣化が激しい、任意保険料金が高いなどの理由から、黒ナンバーは車両保険に加入していない人が多いです。
ですが、絶対に加入しておいたほうが良い補償内容があり、どちらも補償金額は無制限を推奨します。
対人賠償保険 | 相手を死傷させてしまった場合の保険 |
対物賠償保険 | 相手の車や家屋など、物に損傷を加えた場合に支払われる保険 |
最低限この2つは加入しておいたほうが良いですが、以下の特約は必要に応じて加入してください。
車両保険 | 所有している車に損害が生じた場合に支払われる |
無保険車傷害特約 | 相手が任意保険に加入せず保険金が支払われないときに利用する補償 |
ロードサービス | レッカーやレンタカー費用などを支払う特約 |
弁護士費用特約 | 相手に損害賠償請求をする際に弁護士費用をカバーする特約 |
貨物保険 | 倉庫内や配送中、配送先で預かった荷物に損傷があった場合に支払われる |
さまざまな補償を付けると安心感がある反面保険料が高くなってしまうので、最低でも対人と対物は無制限の条件で加入しましょう。
なお、新車を購入した場合は車両保険を付けても損はないので、検討の余地はありますよ。
3.自家用車と黒ナンバーの保険の決定的な2つの違い
黒ナンバーの任意保険と自家用車の任意保険で決定的な違いは、今までの等級を引き継げずに6等級からスタートする場合がほとんどです。
走行時間が長く事故のリスクが高いうえに等級も低いので、任意保険料が高くなってしまうのは仕方のない部分もあります。
自家用車にはある年齢に制限をもうけ保険料を割引く制度もないので、保険料が高くなってしまいます。
どの年齢の人が運転しても保険料が変わらない代わりに、割引もないんだな。
黒ナンバー向けの任意保険は「等級が引き継げない」「年齢に応じた割引がない」ので、どうしても自家用車よりも保険料が高いです。
しかし、黒ナンバーは納める税金の金額が安いメリットもあるので、詳しくは「軽貨物と軽自動車の車検の違い」や「軽貨物が納める税金の種類」を参考にしてくださいね。
要注意!黒ナンバーの保険を取り扱っている保険会社は少ない
最近では通販型と呼ばれるインターネットで契約できる任意保険が増えていますが、黒ナンバー向けの保険は代理店での契約が一般的です。
わざわざ自分で行かなければいけないだけでなく、黒ナンバー用の保険を取り扱っている保険会社が少ないのが現状です。
- 東京海上日動
- 三井住友海上
- 損保ジャパン日本興亜
- あいおいニッセイ同和損害保険
- 楽天損保保険
- 共栄火災
- AIG損害保険
誰でも聞いたことのあるような大きな保険会社でしか契約できず、代理店でしか契約できないという認識で問題ありません。
ディーラーでも契約できますが、自動車販売店などの看板に「○○保険取扱店」と書かれている場所に行けば契約できるので探してみてくださいね。
最安値はどこ?黒ナンバーの任意保険を安くする方法
自家用車と同じように黒ナンバーの自動車保険もネットで一括見積でき、自分の納得がいくまで比較検討できます。
法人向けの一括見積は少ないものの、保険スクエアbang!なら以下の5社から簡単に見積もり依頼ができますよ。
保険会社 | 特徴 |
---|---|
あいおいニッセイ同和損保 | ニーズに応じたプランの提案 |
東京海上日動 | ニーズに応じた補償内容設計 |
楽天損保 | 手ごろな保険料ときめ細かな事故対応 |
損保ジャパン日本興亜 | 最上級の補償でバックアップ |
三井住友海上火災 | ニーズに応じたプランの提案 |
求める補償内容ごとに保険料が変わるので、対人対物の金額やオプションの有無などの条件をある程度決めてから入力すると5分ほどで入力できます。
手軽に複数社の料金やサービスを比較できるので、手軽に納得のいく保険を選べますよ。
法人向けの入力フォームは「見積依頼スタート」の下部にあり見つけにくいので、以下の画像を参考にして見積もりを依頼してください。
相場内の保険料で黒ナンバーの保険に加入するなら複数社で比較すべき
黒ナンバーの任意保険は乗用車とは違い、保険会社を変更する際に「今までと同等程度の補償内容で」とはいきません。
車両保険やオプションを付けるのかでも保険料は大幅に変わるので、いろいろなプランや保険会社を比較検討してください。
- 黒ナンバーの任意保険は月13,000円~14,000円前後の会社が多い
- 黒ナンバーは代理店でしか契約できないので手間がかかる
- 保険料を抑えたい人は複数社で見積もりを取り比較したほうが良い
複数社から見積もりを取れば最安値もわかり、あとあと「あっちの保険のほうが良かった」と後悔せずに済みます。
一括見積をすれば代理店の担当者から保険料以外の不明点なども聞けるので、自分の納得のいく契約ができますよ。