「収入に自信がない」
「他社のカードの審査に落ちて困っている」
と悩んでいませんか?
クレジットカードを作成しようとしても、審査に落ちた場合は「どこで申し込めば審査に通るの?」と悩んでしまいますよね。
では、審査が不安な方でも申し込める「デポジット型のクレジットカード」とは、どのようなものなのでしょうか?
- なぜデポジット型のカードはクレヒスを積み重ねるのに有効なのか
- デポジット型のカードのメリットとデメリット
- Nexus Cardとライフカードのデポジットカードは、どちらが良いのか
この記事を見ればデポジット型のカードの基本情報だけでなく、おすすめのカード会社までわかります。
「どうしてもカードが欲しい」「審査が不安」と悩んでいる人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
プリペイドカードとは違いデポジットを預けることで、カード利用代金を後払いできます。
クレヒスを積み上げるのに最適なデポジット型のカードとは
あまり聞き慣れないデポジット型のクレジットカードですが、預けた保証金の金額に応じてショッピング枠が付与されるカードのことです。
ショッピングだけでなく公共料金の支払いにも利用できるので、通常のクレジットカードと同じように使えます。
- デポジット(保証金)=利用限度額
- デポジット額は自分で決められる
- クレジットカード作成時のように審査がある
※電話連絡可能であれば審査に通る可能性が高い - カード解約後、預けたデポジットは全額戻ってくる
プリペイドカードのようにチャージしなくてもカードを利用できるので、限度額内であれば残金を気にせずに使えるのがデポジットカード最大のメリットです。
預けたデポジットは減ることはなく、カード解約時に全額返金されるので「デポジットは万が一のときに備えて預けるお金」と認識していてくださいね。
もし利用料金を支払えなくてもデポジットから徴収すればよいから、カードを発行してくれるってことだな。
デポジット型クレジットカード3つのメリット
通常のクレジットカードではなくデポジット型を使う人は、何らかの事情でカードの審査に通らない人が多いです。
そんな属性の人だからこそ「デポジット型カードは利用したほうが良い」といえるメリットがあるので、積極的に利用してください。
多少使い勝手は異なるもののクレジットカードと同じように利用でき、そのうえ審査難易度が低いデポジット型カード。
「どうしてもカードが欲しい」という人にこそおすすめなので、どのようなメリットがあるのか詳しく解説していきますね。
1.クレヒスを積み重ねられる
クレヒスとはクレジットカードの利用履歴のことで、カードの審査時にかならず確認される項目の1つです。
ブラックリストに登録される原因の記事でも解説していますが、クレヒスが悪い人はカードの審査に通らない可能性が高いです。
審査時には本人の属性もチェックされますが、それと同じくらいクレヒスも重要なんです。
カードの利用情報も信用情報機関に登録されるっていうし、クレヒスを積み上げるのには最適なカードってことか。
良好なクレヒスを積み重ねていけば「カードを頻繁に使ってくれる」「きちんと支払っている」という信用に繋がるので、新しいカードを作成する際に選択肢が広がります。
将来的にはステータスの高いカードの審査に通過することも十分可能なので、デポジット型カードでクレヒスを積み上げていってくださいね。
2.発行スピードが早く審査通過率が高い
デポジット型カードも審査はおこなうものの、通常のクレジットカードのような厳しい審査ではありません。
社内独自の基準に基づいた審査をするので、最短3営業日ほどでカードが発行されます。
申込から1週間ほどでカードが手元に届くので、あらかじめデポジットを用意したうえで申し込んでくださいね。
「審査に通るかわからないのにデポジットを用意しないといけないのか」と思ってしまいがちですが、デポジットカードや年齢や日本国内に住居があるのかなど簡易的な審査です。
- Nexus Cardは「安定した収入がある18歳以上」
- ライフカードは「日本国内に住んでいる20歳以上」
このような審査内容なので発行スピードも早く、そのうえ審査難易度が低いのがデポジット型カードのメリットです。
3.クレジットカードと同じ使い方ができる
デポジット型のカードの見た目はクレジットカードとまったく同じで、詳しい人でなければわからないほど通常のクレジットカードに近いです。
それだけでなく、デポジット型のカードは買い物や公共料金、携帯電話料金の支払いなどの用途に利用できます。
クレジットカードと同じと思って問題ありませんが、唯一異なるのがキャッシングが利用できない点です。
俺のように支払いに使いたい人には、全く問題ないな。
デポジット型カードは国際ブランドなので、日本だけでなく海外でも利用できるため利用シーンを選びません。
収入や信用情報が不安な人でもクレジットカードと同じように利用できるので、カードの審査に落ちて困っている人にもおすすめです。
デポジット型クレジットカード2つのデメリット
信用情報が不安な人でも申し込めるデポジット型カードですが、当然デメリットもあります。
しかし、人によっては「これくらいは仕方ない」と思うほど些細なことなので、どのようなデメリットがあるのか紹介します。
この2つのデメリット以外はクレジットカードと同じように利用できるので、デポジットカードならではのデメリットです。
しかし、クレジットカードの審査に落ちてしまった人は仕方ないデメリットともいえるので、詳しく解説していきますね。
1.デポジットを預けなくてはいけない
デポジットとは保証金という意味なので、かならずカード受け取り前後に保証金を預けなくてはいけません。
利用したい金額によってデポジットの額は変わりますが、最低でも5万円、最高200万円必要です。
自分が利用したい金額に合わせて10万円単位でデポジットを設定できるので、カード会社から金額を指定されるわけではありません。
カード会社に100万デポジットが必要って言われるかと思ってたけど、自分で決められるんだな。
手元にまとまった現金がなければデポジット型のカードは作成できないデメリットはありますが、あとから利用可能額を増額できるカードもあります。
預けたデポジットはカード解約時に返却されるので、契約をするときだけお金を用意しておいてくださいね。
2.キャッシング機能がない
ほとんどのクレジットカードはキャッシング機能の有無を契約時に申し出ますが、デポジット型のカードにキャッシング機能はありません。
そのため、急な出費が必要になったときに現金が借りられない不便さはありますが、ショッピング専用カードのため仕方のないことです。
どうしても急に現金が必要になったら、キャッシング専用のカードを作るしかないのか。
日本国内を旅行するだけであればコンビニのATMで貯金を引き出せるので、キャッシング機能がなくて困るのは海外旅行だけです。
頻繁に海外旅行へ出かける人は少ないので、キャッシング機能がなくても不便に感じる場面は少ないです。
デポジット型クレジットカード一覧
デポジット型のクレジットカードは種類が少なく、2022年現在2社しかカードを提供していません。
しかし、5種類のラインナップから選べるので、どのようなデポジットカードがあるのか紹介します。
カード種類 | Nexus Card | スタンダード | スタンダード | ゴールド | ゴールド |
発行会社 | Nexus Card | ライフカード | ライフカード | ライフカード | ライフカード |
デポジット | 5~200万円 | 5万円 | 10万円 | 20~90万円 ※10万円刻み | 100~190万円 |
限度額 | 5~200万円 | 5万円 | 10万円 | 20~90万円 | 100~190万円 |
年会費 | 1,375円 | 5,500円 | 5,500円 | 11,000円 | 11,000円 |
ETCカード | なし | 発行不可 | 発行可能 | 発行可能 | 発行可能 |
付帯保険 | なし | 国内・海外旅行傷害 シートベルト | 国内・海外旅行傷害 シートベルト | 国内・海外旅行傷害 シートベルト | 国内・海外旅行傷害 シートベルト |
その他サービス | 3Dセキュア | 弁護士無料相談 カード会員補償 優待サービス | 弁護士無料相談 カード会員補償 優待サービス | 弁護士無料相談 カード会員補償 優待サービス 空港ラウンジ | 弁護士無料相談 カード会員補償 優待サービス 空港ラウンジ |
ポイント | Nexusポイント | LIFEサンクスプレゼント | LIFEサンクスプレゼント | LIFEサンクスプレゼント | LIFEサンクスプレゼント |
公式サイト | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
大きく分けると「年会費が安いNexus Card」「カードのランクに応じて特典が変わるライフカード」の2種類あり、このどちらかを選ばなくてはいけません。
デポジットカードは何らかの事情があって利用する人が多いので、コスパを重視する人は年会費の安いNexus Cardがおすすめです。
Nexus Cardとライフカードデポジット5つの違いを徹底比較
デポジットカードは「Nexus Card」「ライフカードデポジット」の2種類しかないので、この2つから選ばなくてはいけません。
Nexus Cardは必要最低限の機能で年会費を抑え、ライフカードはサービス面が充実しているものの年会費が高いのが特徴です。
結論からお伝えすると、クレヒスを積み上げるのが目的のデポジットカードに高い年会費を払うのはおすすめしません。
しかしサービスの充実度を重視する人がいるのも事実なので、2つのデポジットカードの違いを比較していきますね。
1.どちらもMastercardで利便性は変わらない
Nexus Cardとライフカードの国際ブランドは、どちらもMastercardです。
Mastercardは世界2位のシェアを誇るため、日本だけでなく海外でも問題なく利用できます。
2022年5月現在VISAが選択できるデポジットカードはなく、Mastercard一択です。
不便なくカードが使えるなら、VISAでもMastercardでも何でもいいよ。
Nexus Cardもデポジット型ライフカードもMastercardしか選択できないので、国際ブランドはカード選びの際に考える必要はありません。
2.Nexus Cardはデポジットの増額ができる
デポジットカードは自由にデポジット金額を選択できるのがメリットですが、ライフカードは設定した限度額の変更ができません。
ライフカードのスタンダードプランは限度額が10万円なので、ショッピングや公共料金の支払いですぐに限度額に達してしまいます。
限度額 | 年会費 | |
---|---|---|
Nexus Card | 10~200万円 | 1,375円 |
ライフカード(スタンダード) | 5~10万円 | 5,500円 |
ライフカード(ゴールド) | 20~190万円 | 11,000円 |
限度額のことを考えながら使うなんて、プリペイドカードみたいな感覚だな。
その点Nexus Cardは好きなタイミングでデポジットを追加していけるので、最高200万円まで限度額を上げられます。
ライフカードのデポジットを上げたい場合は新たなカードの発行しか方法がないので、高額な年会費を2倍払わなくてはいけません。
ライフカードは年会費が高額な割に限度額が低いので、随時デポジットを追加できるNexus Cardのほうが使い勝手が良いです。
3.発行費用はかかるがNexus Cardのほうが年会費が安い
ライフカードに発行手数料はありませんが、Nexus Cardは税込550円の手数料がかかってしまいます。
「発行手数料がないほうがオトク」と感じてしまうかもしれませんが、Nexus Cardに比べるとライフカードは年会費が高額なのです。
発行手数料 | 年会費 | 5年分の年会費 | |
---|---|---|---|
Nexus Card | 550円 | 1,375円 | 7,425円 ※発行手数料込 |
ライフカード(スタンダード) | 無料 | 5,500円 | 27,500円 |
ライフカード(ゴールド) | 無料 | 11,000円 | 55,000円 |
ライフカードのほうがスペックは高いものの、デポジット型カードは従来のクレジットカード審査に通るまでのつなぎとして利用している人が多いです。
カードを使用する期間が長ければ長いほどNexus Cardのほうが圧倒的にオトクなので、デポジットカードはNexus Card一択といえます。
デポジットカードを利用する最大の目的はクレヒスを積み上げることなので、コスパは大事です!
4.デポジット型ライフカードはETCカードを発行できる
「デポジットカードはNexus Card一択」といえるほどおすすめですが、ETCカードを発行したい場合はライフカードも視野に入れて検討しましょう。
ETCカードを申込むのであれば限度額20万円以上のゴールドカードも選択肢に加わりますが、とにかくライフカードの年会費は高額です。
どうしてもETCカードが欲しい場合は、パーソナルカードも選択肢に加えたほうが良いですよ。
カードの種類 | 年会費 |
---|---|
デポジット型ライフカード | 5,500円または11,000円 |
パーソナルカード+Nexus Card | 2,632円 ※パーソナルカードはデポジットが必要 |
協同組合発行ETC+Nexus Card | 1,925円 ※法人・個人事業主限定で、協同組合のETCを発行できる ※別途10,000円の出資金が必要(脱会時返金) |
パーソナルカードや協同組合発行のETCは先にお金を預けなくてはいけないものの、はるかに安い金額でETCカードが利用できます。
ETCカード発行可能のライフカードは魅力的ではありますが、ほかのETCカードのほうが圧倒的に年会費が安いので併用を検討しましょう。
5.デポジット型ライフカードはサービス面が充実している
デポジット型ライフカードは年会費が高いものの、通常のクレジットカードと同じようなサービスが付帯しています。
頻繁に旅行に行く人であればメリットに感じる内容ですが、正直「なくても困らない」という人が大多数のサービス内容。
これから紹介する5つのサービス面に魅力を感じる人は、ライフカードの利用を検討する価値はあります。
- ApplePay、GooglePay対応
- 国内・海外旅行傷害保険付帯
- シートベルト傷害保険
- 国内主要空港のラウンジ利用(ゴールドのみ)
- 弁護士無料相談
「使いやすさ」「万が一のときの備え」という意味ではライフカードのほうに分があるものの、旅行に行かずキャッシュレス決済を望まない人にはメリットに感じないサービスです。
「年会費が高くても旅行のときに保証があったほうが安心」という人以外は、Nexus Cardをおすすめします。
よくあるデポジットカードの疑問3選
デポジットカードはデビットカードやプリペイドカードのように知名度が高くないので、いろいろと気になってしまいますよね。
そこで、よくある3つの疑問を紹介するので、不安解決に役立ててください。
クレヒスを回復させてクレジットカードを作成するために知っておくべきことなので、よくある疑問を詳しく解説していきますね。
1.どんな行為がデポジットのクレヒスを傷をつけるの?
Nexus Cardやライフカードはデポジット型のカードではあるものの、クレヒスがつきます。
良好なクレヒスを積み上げられる半面、悪い行為をすれば傷をつけてしまいます。
- 利用料金の滞納
- 同じ時期に複数のカードを申込む多重申込み
- 発行したカードを利用しない
- 短期間でカードの解約
本来であればクレヒスを積み上げるために利用するデポジットカードなので、悪い行為で自分の信用情報に傷をつけるのはもったいないです。
デポジットカードも信用情報機関に登録されるので、悪いクレヒスをつけないようにしましょう。
2.Nexus Cardやライフカードの審査に落ちたらどうすれば良い?
Nexus Cardやライフカードも申込み後審査をおこなうので、まれではありますがカード発行を断られる人がいます。
同じ時期に複数のカードを申込むと多重申込みとして審査に落ちてしまうので、できれば以下の行為を気を付けたうえで半年ほどしてから再申込しましょう。
- 申込みの際、虚偽の申告をする
- 条件を満たしていない
- デポジットを入金しない
- 在籍確認ができない
- Nexus Card株式会社(前身Jトラスト)やライフカードで金融事故を起こした
これらの条件に当てはまると審査に落ちてしまうこともありますが、時間をおいて再度申込めます。
なかには「2回目の審査でカードが発行された」という人もいるので、まずはデポジットカードでクレヒスを積み上げていってくださいね。
3.デポジットカードならブラックリストでも作成できる?
デポジットカードは「ブラックでも作れるのではないのか」とうわさされていますが、カード会社の審査があるので確実にカードが発行されるわけではありません。
しかし、デポジットを預けることが信用につながるので、ブラックリストの人でも審査をしてくれます。
申込資格 | |
---|---|
ライフカード | 日本国内に住んでいる20歳以上で、電話連絡が可能な方 |
Nexus Card | 18歳以上の安定した収入がある方(高校生不可) |
同じカード会社で金融事故を起こした場合は社内ブラックに登録され審査に落ちてしまいますが、違うカード会社であればブラックリストの人でもカードを持てる可能性はあります。
通常のクレジットカードよりも審査難易度が低いので、ブラックリストの人でも申込んでみてくださいね。
クレヒスを積むなら審査に通りやすいデポジットカードがおすすめ
デポジット型のカードは審査に通りやすいので、信用情報や収入に不安がある人でも気軽に申込めます。
クレジットカード同様に利用履歴や支払状況が記録されるので、良好なクレヒスを積み上げられますよ。
- デポジットカードはクレジットカードと同じように、さまざまな支払いに利用できる
- デポジットを預けなくてはいけないが、カード解約後に全額返金される
- 申込条件さえ満たしていれば審査に通る可能性が高い
クレヒスを積み重ねれば「この人はきちんと支払いをする」を判断してもらえ、将来的にスペックの高いカードを申込めるようになります。
まずはデポジット型のカードを利用して、信用情報の回復につとめてくださいね。
デポジット型カードは年会費1,375円で利用できるNexus Cardがおすすめです!