「マネーフォワードのクレジットカードってどうなの？」
「会計ソフトや給与計算と連携できるのかな？」

と思うことはありませんか？

法人カードは種類が多く、どれが自分に合うのか迷ってしまいますよね。

では、三井住友カードと連携し誕生した「マネーフォワード ビジネスVISAカード」とは、どのようなカードなのでしょうか？

結論からお伝えすると、マネーフォワード ビジネスVISAカードは会計ソフトなどと紐づけをし、経理の管理をラクにしたい人におすすめのカードです。

しかし、ポイント還元やコスパを求める人はほかのカードを検討したほうが良いのです。

「まずはマネーフォワード ビジネスVISAカードのスペックを知ってから考えたい」という人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

起業直後でも申込み可能

カード名	NTTファイナンス Bizカード レギュラー	三井住友カード ビジネスオーナーズ	セゾンコバルト・ビジネス アメリカン・エキスプレス
申込対象	20歳以上の法人代表者 個人事業主	20歳以上の中小企業代表者 個人事業主	20歳以上の法人代表者 個人事業主
年会費	無料	無料	無料
ETCカード	550円/1枚	550円/1枚 ※前年度利用すれば無料	無料
国際ブランド	VISA	VISA	American Express
ポイント還元率	1％	0.5～1.5％	0.5～2.0％
発行スピード	最短3営業日	最短3営業日	最短3営業日
付帯保険	国内旅行傷害保険 海外旅行傷害保険 ショッピング保険	海外旅行傷害保険	–
必要書類	本人確認書類 ※法人は登記簿謄本	本人確認書類 ※登記簿謄本・決算書不要	本人確認書類 ※登記簿謄本・決算書不要
利用限度額	80万円	500万円	500万円
決済口座	法人名義口座 個人名義口座（屋号付含）	法人名義口座 個人名義口座（屋号付含）	法人名義口座 個人名義口座
締日/支払日	月末締め 翌月25日払い	月末締め 翌月26日払い	10日締め 翌月4日払い
特典	Web明細編集機能搭載 Amazon Business登録可能 出光キャッシュバックシステム	コンビニ3社でポイント5倍 19枚まで追加カード発行可能 副業でも申込み可能	ApplePay・GooglePay対応 特定の加盟店でポイント4倍 利用可能枠の一時的な増額可能
おすすめの人	給油にもカードを利用する 限度額80万円で十分	コンビニでカードを利用する ポイント還元率を気にしない	ネットで買い物をする 無料でETCカードが欲しい
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

2種類あるマネーフォワードビジネスVISAカードのスペック

クラウド会計が有名なマネーフォワードが三井住友と連携し誕生したマネーフォワード ビジネスVISAカードは、ビジネスカードならではの特典が満載のクレジットカードです。

カードは2種類のランクから選択できますが、どちらも満20歳以上の法人代表者か個人事業主が対象です。

デザイン	クラシックカード	ゴールドカード
年会費	1,375円 ※初年度無料	11,000円 ※初年度無料
2年目以降	前年度50万円以上の利用 マイペイすリボの設定＋利用 ※2つの条件を満たすと無料	前年度50万円以上の利用 マイペイすリボの設定＋利用 ※2つの条件を満たすと半額
割引特典	440円 パートナー会員1名につき	2,200円 パートナー会員1名につき
利用可能額	10～150万円	50～300万円
ポイント還元率	0.5％	0.5％
付帯保険	ショッピング保険/最大100万円 海外旅行保険/最大2,000万円	ショッピング保険/ 海外旅行保険/最大5,000万円 国内旅行保険/最大5,000万円
追加可能カード	ETCカード 三井住友iD Apple Pay プラスEXカード	ETCカード 三井住友iD Apple Pay プラスEXカード
支払日	15日締め翌月10日払い 月末締め翌月26日払い	15日締め翌月10日払い 月末締め翌月26日払い
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る

どちらのカードも前年度50万円以上の利用で年会費が無料、もしくは半額になるので、利用シーンに合わせて「クラシックカード」「ゴールドカード」どちらが良いか検討してくださいね。

どちらのカードもクレジットカード審査に通らない設立直後の中小企業や個人事業主へのカード発行実績があるので、起業後最初の1枚にピッタリです。

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マネーフォワードビジネスVISAカード5つの特典

1人で事業をおこなっている人であれば個人名義のクレジットカードでも問題ないですが、ビジネスカードの場合は仕事に役立つお得な特典が用意されています。

とくにクラウド会計のマネーフォワード ビジネスVISAカードは経費の管理がラクになるため、事務作業が苦手な人におすすめの1枚です。

特典のなかでも総額15万円以上の特典セットは起業直後には嬉しい内容ばかりなので、会社設立と同時にカードを申込むことをおすすめします。

特典だけを見ても「カードを発行しないのはもったいない」と言える内容なので、詳しく解説していきますね。

1.総額15万円以上の開業時に役立つ特典セット

マネーフォワードのクレジットカードということもあり、会計や確定申告などのサービスをお得に利用できる特典があります。

会社を設立したばかりのときこそ役立つ特典がそろっているので、ぜひ利用してみてくださいね。

割引の種類	割引内容	備考
マネーフォワード クラウド	10,000円クーポン	会計/確定申告・請求書・給与・勤怠・経費などに使える
PayPay銀行	割引	振込手数料を永久に割引
SmartHR	3ヶ月無料	社会保険・雇用保険の手続くを自動化するクラウド人事労務ソフト
PAY.JP	1年間無料	通常10,000円するオンライン決済サービスを、初期費用0円で導入
TORETA	特典価格	飲食店向け予約/顧客台帳サービス
格安バーチャルオフィス	初期費用無料	通常9,800円かかるバーチャルオフィスを、無料で解説可能

どの特典も「このサービスは自分に合うかわからないが試してみたい」という人が気軽に利用できるようになっているので、無料期間内だけ試してみるだけでも良いですね。

さまざまな職種のスタートアップ企業に嬉しい内容なので、必要な特典だけでも利用して使用感を確かめてみましょう。

2.カードの利用でVポイントが貯まる

マネーフォワードビジネスVISAカードを利用するとVポイントが貯まりますが、還元率は0.5％と他社と比較すると低いです。

しかし以下の条件を満たすと最大で2.5％のポイントが貯まるので、条件を覚えておいてくださいね。

対象店舗は通常ポイントに加え＋2％還元 200円＝2P	セブンイレブン ファミリーマート ローソン マクドナルド
自分で選び登録した3店舗で＋0.5％還元 200円＝0.5P	コンビニ スーパー ドラッグストア ファストフード カフェ　など60店舗

普段からコンビニ大手3社の利用回数が多い人ほど恩恵を受けられる特典ですが、コンビニを使わない人はいないと言えるほど身近な存在です。

誰でもポイント2.5％還元のチャンスがあるので、利用しないと損をしてしまいますよ。

3.空港ラウンジの利用や新幹線・タクシーの予約ができる

主張が多い職種の人にとって嬉しい特典なのが、公共交通機関の予約サービスです。

これから紹介する3つの特典は自動付与されるので、公共交通機関を利用する際はぜひ利用してくださいね。

	利用できる場所
空港ラウンジ	成田空港、羽田空港などの国内主要空港 ※ゴールドカードのみ
エクスプレス予約	東海道 山陽新幹線（東京～博多間） ※スマホやPCから予約・変更可能
VJタクシーチケット	主要タクシー会社 ※24時間サインだけで利用可能

エクスプレス予約は割引運賃の適用でお得に乗車できるので、利用しないのはもったいない特典です。

新幹線やタクシーを予約した際もカードを利用すれば自動で引き落とし、経費の処理をしてくれるので面倒な作業がないことも魅力的です。

4.お得にWebサービスを利用できる

おもにECサイトや企業サイトを作成する際に利用する、Webサービスが最大1年間無料で作成できる特典付きです。

レンタルサーバー	4つのプランの初期費用、3ヶ月の月額料金無料
IaaS型クラウドサービス	サクラのクラウドを最大1年間無料で利用できる ※さくらのクラウドとは、サーバーやストレージを利用できるサービスです
無料ホームページ作成	無料でホームページが作成できる「ペライチ」のレギュラープランを60日間無料で利用可能

「自分の会社にはホームページはいらない」と考えている人でも無料で作成できるので、意外な発見があるかもしれません。

無料期間内に解約すれば追加料金は一切かからないので、利用して「自分に合っているのか」「本当に必要なのか」を見極めてくださいね。

5.マイ・ペイすリボを利用すると特典がつく

マイ・ペイすリボとはマネーフォワードビジネスVISAカードのリボ払いの名称で、事前に設定した利用金額を超えた利用分が自動的にリボ払いになります。

リボ払いの手数料として15.0％の年率がかかってしまいますが、どうしても支払えないときに役立ちます。

設定した利用金額をこえなければリボ払いにならず、支払金額も5,000円以上の最低支払金額以上であれば都合に合わせて返済可能です。

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マネーフォワードビジネスVISAカードの3つのメリット

カードの特典だけでも申込む価値があるマネーフォワード ビジネスVISAカードですが、ほかにも嬉しいメリットが3つあります。

どのメリットもマネーフォワード ビジネスVISAカードならではなので、申込むか判断材料にしてくださいね。

マネーフォワード ビジネスVISAカードは世界200か国以上で利用できるVISAカードなので利便性が高く、ビジネスカード特有の特典を兼ね備えているカードです。

「このカードさえあれば海外出張も問題ない」と言えるほどおすすめの1枚なので、どのようなメリットがあるのか解説していきますね。

1.無料で電子マネーiDが利用できる

マネーフォワードビジネスVISAカードそのものにはiDは搭載されていませんが、無料でiD専用のカードを発行できます。

後払い方式の電子マネーであるiDがあればサインや暗証番号入力などの面倒な作業が不要で、サクッと支払いが終わります。

利用できる店舗はiDの公式サイトに掲載されているので割愛しますが、買い物だけでなく給油やタクシーの料金など利用できる店舗が多いため使いやすいです。

ほかのカードの場合iDに年会費が借る場合もありますが、マネーフォワードビジネスVISAカードなら無料で利用できるためお得です。

2.三井住友の法人カードの特典も受けられる

マネーフォワードビジネスVISAカードは三井住友カードと提携しているため、三井住友法人カードの特典も利用可能です。

法人だからこそ嬉しい特典が用意されているので、どのような特典なのか一例を紹介します。

サービス名	内容
アスクル	1,000円以上の買い物で送料無料
レンタカー優待	日産レンタカー、タイムズレンタカーを優待価格で利用可能
引越し割引	アート引越センターの基本料金20＆割引
Visaビジネスグルメオファー	全国のレストランや居酒屋で優待割引、特典あり
ALSOKホームセキュリティ	契約で最大10,000円のキャッシュバック
福利厚生代行サービス	国内外の約1,000か所の宿泊施設やスポーツクラブがオトクに利用できる

このように、さまざまなビジネスシーンで使える特典が満載なので、オトクな料金でサービスを受けられます。

マネーフォワードビジネスVISAカードと三井住友法人カード両方の特典を受けられるので、利用しないのは損ですよ。

3.ゴールドカードなのに2年目以降割引がある

一定の条件を満たせば2年目以降の年会費が無料になるカードはありますが、ゴールドカードの年会費が半額以下になるのは珍しいです。

マネーフォワードビジネスVISAカードは、以下の条件を満たせばゴールドカードが最大で6,600円の割引が適用されます。

	クラシックカード	ゴールドカード
前年度50万円以上の利用 （注1）	年会費無料	年会費5,500円
マイ・ペイすリボ申込 （注2）	年会費無料	年会費5,500円
利用代金Web明細書	翌年の年会費500円割引	翌年の年会費1,000円割引

（注1）マイ・ペイすリボ申込の割引との併用不可
（注2）前年度リボ払いの手数料支払いが条件

前年度50万円の利用とWeb明細を利用すればゴールドカードの年会費が4,500円になるので、ゴールドカードとしてはお得な年会費です。

もしくは「マイ・ペイすリボ」というリボ払いとWeb払いの利用でも年会費が4,500円になるので、半額以上お得になりますよ。

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マネーフォワードビジネスVISAカード唯一のデメリット

マネーフォワードに紐づけをして経費の管理を簡略化することが最大のメリットであるマネーフォワードビジネスVISAカードは、ポイント還元率が0.5％と低いです。

年会費10,000以上円の法人カードであれば還元率1.0～2.5％ほどのカードもあるため、お得感はイマイチです。

カードで支払いをした経費はすべてマネーフォワードのクラウド会計や確定申告と連携できるので、明細データの取得や自動仕分けをしてくれます。

ポイントは低いものの面倒な手入力が一切不要なので、経理の簡素化をしたい人にこそおすすめできるカードです。

＼ ポイント還元率以上より特典重視 ／

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会社設立直後でもOK！マネーフォワード ビジネスVISAカードの発行手順

通常は法人カードの発行は「会社設立から3年、2期黒字」が目安となっていますが、マネーフォワードビジネスVISAカードは「設立して間もない場合も是非お申込みください」と公式サイトに記載されています。

このことから審査難易度は高くないと言えるので、満20歳以上の法人代表者と個人事業主の方は気軽に申込んでみてくださいね。

三井住友カードのサイトへ移行することからわかるとおり、マネーフォワードビジネスVISAカードの審査は三井住友がおこなっています。

三井住友で有名な「三井住友ビジネスカード for Owners クラシック」も起業直後の会社にも多数のカード発行実績をほこるので、マネーフォワード ビジネスVISAカードもスタートアップ企業が作成しやすいカードです。

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マネーフォワードビジネスVISAカードよりコスパ抜群のカード3選

マネーフォワードビジネスVISAカードもおすすめのカードではありますが、マネーフォワードと連携をしない人はほかのカードを申込んだほうが良いです。

というのも、マネーフォワードと連携して業務効率化をはかることがメリットであるマネーフォワードビジネスVISAカードは、ポイント還元率などが劣ってしまうからです。

これから紹介する3枚のカードは「経費の計算は自分でするからスペックが高いカードが良い」という人におすすめなので、どのようなカードなのか詳しく解説していきます。

3つのカードに共通して言えるのは中小企業や個人事業主でも作成しやすいという点なので、それぞれのカードのスペックを紹介していきますね。

1.NTTファイナンス Bizカード レギュラー

2.三井住友カード ビジネスオーナーズ

3.セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス

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マネーフォワード製品と連携したい人にこそビジネスVISAカードはおすすめ

マネーフォワードは会計ソフトや給与明細の資産管理を提供している会社なので、給与明細から確定申告まですべてをマネーフォワードで完結したい人にこそおすすめの1枚です。

同じ会社の製品なら簡単に連携できるため、忙しい人でも簡単に給与や経費の計算ができますよ。

開業直後でも申込みできることもあり、マネーフォワード ビジネスVISAカードは法人カードの中では比較的審査難易度の低いカードです。

前年度50万円以上の利用でゴールドカードが実質4,400円で所有できるところもマネーフォワード ビジネスVISAカードのメリットなので、ぜひ利用を検討してみてくださいね。

カード名	NTTファイナンス Bizカード レギュラー	三井住友カード ビジネスオーナーズ	セゾンコバルト・ビジネス アメリカン・エキスプレス
申込対象	20歳以上の法人代表者 個人事業主	20歳以上の中小企業代表者 個人事業主	20歳以上の法人代表者 個人事業主
年会費	無料	無料	無料
ETCカード	550円/1枚	550円/1枚 ※前年度利用すれば無料	無料
国際ブランド	VISA	VISA	American Express
ポイント還元率	1％	0.5～1.5％	0.5～2.0％
発行スピード	最短3営業日	最短3営業日	最短3営業日
付帯保険	国内旅行傷害保険 海外旅行傷害保険 ショッピング保険	海外旅行傷害保険	–
必要書類	本人確認書類 ※法人は登記簿謄本	本人確認書類 ※登記簿謄本・決算書不要	本人確認書類 ※登記簿謄本・決算書不要
利用限度額	80万円	500万円	500万円
決済口座	法人名義口座 個人名義口座（屋号付含）	法人名義口座 個人名義口座（屋号付含）	法人名義口座 個人名義口座
締日/支払日	月末締め 翌月25日払い	月末締め 翌月26日払い	10日締め 翌月4日払い
特典	Web明細編集機能搭載 Amazon Business登録可能 出光キャッシュバックシステム	コンビニ3社でポイント5倍 19枚まで追加カード発行可能 副業でも申込み可能	ApplePay・GooglePay対応 特定の加盟店でポイント4倍 利用可能枠の一時的な増額可能
おすすめの人	給油にもカードを利用する 限度額80万円で十分	コンビニでカードを利用する ポイント還元率を気にしない	ネットで買い物をする 無料でETCカードが欲しい
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る