運送業には、ETCとガソリンカードって絶対持っておきたいものではないでしょうか。
「ETC協同組合ってなに?」
「聞き慣れない協同組合だし、怪しくない?」
と、不安になっていませんか?
そんな組合聞いたことがないし、普通のクレジットカードを作成すればいいんじゃない?
もちろん普通のクレジットカードでも事業はおこなえますが、作成するなら法人向けのカードをおすすめします。
- ETC協同組合は怪しくない!5つの基本情報
- 運送業を始めるならETC協同組合を利用すべき3つの理由
- 発行が難しい法人カードも協同組合であれば発行される可能性が高い理由
この記事では「ETC協同組合とは何か」ということがわかり、怪しいと言われていることが誤解だとわかります。
この記事を読めば、協同組合が開業したばかりの法人・個人事業主に優しい組合だということがわかりますよ。
「どうしてもETC・ガソリンカードが欲しいのに他社に断られた」と悩んでいる人は、ぜひ読み進めてくださいね。
「起業しても10年後には9割が倒産する」と言われている現在、法人向けのカードは非常に審査が厳しいのが現状です。
そのため、運送業を始めようとしてもカードの発行するだけで時間がかかり、最悪の場合は審査が通らずにカードが持てない可能性もあります。
当サイトで紹介している「ETC協同組合」や「高速情報協同組合」なら、クレジット機能を付帯しないことにより新会社へのカード発行実績を誇っています。
他社にカード発行を断られた
会社を設立したばかりで社会的信用がない
会社としての実績がなく、審査に通るか不安がある
このような人でも、以下の協同組合であればクレジット機能を付帯しないことで積極的にカード発行をおこなっています。
「今すぐガソリンやETCカードが欲しい」と悩んでいる方は、申込んでみてくださいね。
\ 驚異的なカード発行実績 /
協同組合が発行するETCカードは怪しいの?5つの基本情報を解説
協同組合とは中小企業の事業をサポートしていくための団体で、農協や生活協同組合などが有名です。
同じ分野の中小企業をサポートする目的で運営されているため、さまざまな分野に協同組合が設立されています。
そのような協同組合のなかでも法人や個人事業主をサポートするために運営しているのが、今回紹介するETC協同組合や高速情報協同組合です。
ってことは、俺みたいにこれから起業する個人事業主の味方ってことだな。
わかりやすくお伝えすると、事業実績がとぼしく、クレジットカードの審査に落ちたしまった法人・個人事業主を支援してくれる団体です。
数多くの運送業にたずさわる人から支持を得ているため怪しい団体ではありませんが、詳しく知らない人のために基本情報から解説していきますね。
1.協同組合は全国に拠点がある巨大な組織
全国のさまざまな場所に多種多様な協同組合がありますが、これから紹介する法人向けカードの協同組合は全国に拠点がある大きな組織です。
とはいえ「協同組合って何?」という人ために、まずはどんな組織なのかを説明します。
中小企業の事業を多角的にアシストし、異業種交流や各種共同購買・共同利用を通じて事業経営を効率よくサポートします。
(引用)ETC協同組合
コストの削減や新たな経営戦略に役立つ情報の提供や交流など、経営活動の促進を目指した事業協同組合です。
難しい書き方なのでわかりにくいかもしれませんが、事業実績のない中小企業がコスト削減のためにサポートしてくれるのが協同組合の役割です。
たとえば、高速情報協同組合であれば沖縄県以外の46都道府県に事業地区があるため、日本全国の中小企業の強い味方となってくれる団体です。
2.ETCカード発行で有名な2つの協同組合
法人や個人事業主向けにカードの発行をおこなう協同組合は多数存在しますが、その中でもダントツの会員数を誇るのが「ETC協同組合」と「高速情報協同組合」です。
どちらの協同組合も北九州市を拠点として事業をおこなっていますが、老舗は平成5年から事業をおこなっている高速情報協同組合です。
似たような名前だけど、何か違いはあるの?
事業内容は同じなので大きな差はありませんが、カード発行難易度は後発のETC協同組合のほうが低いと言われています。
ETC協同組合 | 高速情報協同組合 | |
会社名 | 株式会社未来 | 高速情報協同組合 |
所在地 | 福岡県北九州市小倉北区上富野5-1-11 | 福岡県北九州市小倉北区神幸町9-1 |
出資金 | 一口/1万円 | 一口/1万円 |
ETCカード発行手数料 | 880円/1枚 | 550円/1枚 629円/1枚 ※コーポレートカード |
ガソリンカード発行手数料 | 無料 | 無料 |
支払方法 | 口座振替 | 口座振替 |
実績 | 法人への発行率NO.1 | 平成5年設立の老舗 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
カードの発行手数料にこそ差がありますが、それ以外の部分ではETC協同組合も高速情報協同組合も差はありません。
どちらでカードを発行しても構いませんが「カード発行難易度が低い方がいい」という場合は、ETC協同組合がおすすめです。
3.各省庁に認定されているため詐欺の心配は不要
あまり聞きなれない団体なので詐欺の心配をする気持ちもわかりますが、各省庁に認定されている信頼できる団体です。
架空の会社であれば省庁に認定されることはないので、詐欺の心配は一切いりません。
2つの協同組合は北九州市に会社があるため九州の省庁の認定数が多いものの、以下の通り12の省庁に認定されています。
内閣総理大臣・法務大臣・文部科学大臣・厚生労働大臣・九州厚生局・九州農政局・九州経済産業局・九州運輸局・九州地方整備局・九州地方環境事務所・福岡財務支局・福岡国税局
(引用)高速情報協同組合
きちんと事業実態がなければ各省庁から許可は下りないため、内閣総理大臣に認定されるほど安心できる団体だと言えます。
認定のことは詳しくわからないけど、大臣にも認定されてるなら安心だな。
4.カード発行以外の事業もおこない経営が安定している
ETC協同組合と聞くとETCカードの発行のみしかおこなっていないと誤解されていますが、実は先ほど紹介した協同組合は運送業には嬉しい事業を展開しています。
長距離トラックのドライバーが高速料金を安くするために発足したのが協同組合の始まりということもあり、ETC協同組合と契約するだけで運送業を始める準備が整ってしまいます。
ETC協同組合と高速情報協同組合がどのような事業をおこなっているのか、事業内容を紹介します。
このように、各種カードの発行や自動車保険事業もおこなっているので、1つの協同組合で事業を始める準備がすべてそろってしまいます。
インターネットで簡単に自動車保険の契約がおこなえるようになった現在も、黒ナンバーや緑ナンバー向けの自動車保険はインターネットで契約できません。
通常はインターネットで契約できない商業用の自動車保険を契約したい場合は、はたらくクルマの自動車保険がおすすめです。
\ 2ステップで見積り完了 /
5.協同組合が発行しているカードの種類
ETC協同組合や高速情報協同組合は出資金に1万円かかってしまいますが、組合に加入すれば運送業の味方となるカードを発行しています。
カード発行には審査があるものの、どちらの組合も設立したばかりの新会社でも多数のカード発行実績があるため事業実績がない人でも安心して申込めますよ。
一般のクレジットカードのように審査が厳しくないので、法人や個人事業主こそ利用をおすすめします。
2つの組合の最大の違いはコーポレートカードの有無ですが、発行に時間がかかるため通常のETCカードを発行したほうが早く開業できます。
ETC協同組合、高速情報協同組合どちらを利用してもETCとガソリンのカードは発行可能ですが、当サイトでは審査の難易度からETC協同組合をおすすめしています。
▼ETC/ガソリンカード発行なら協同組合▼
協同組合発行のETCカードを利用する3つのメリット
運送業に必須のETCとガソリンカードを発行してくれる2つの協同組合ですが、カード会社が発行するカードに比べてメリットが3つあります。
個人事業主の場合「代表者の信用情報が見られる」と言われていますが、実績がない会社へのカード発行は想像以上に厳しいものです。
だからこそ、協同組合を利用するメリットがあるので、3つ紹介します。
協同組合は他社にカード発行を断られた新会社でも申込めるため、経営が安定するまでは協同組合のカードを利用することをおすすめしています。
なぜ協同組合のカードがいいのか、メリットを詳しく解説していきますね。
1.新会社でも審査のハードルが低い
「会社を設立しても10年後には9割が倒産している」と言われているため、法人のカード発行は個人とは比べ物にならないくらい難易度が高いです。
ですが、協同組合であれば通常のクレジット審査をおこなわずにカードが発行されるため、よほどのことがない限り審査に通ります。
通常のカードはクレジットの審査がありますが、クレジット機能を付帯しないからこそ協同組合は審査ハードルが低いんです。
運送業はETCとガソリンカードがないとできないから、正直クレジット機能なんてなくても構わないんだよな。
通常のクレジットカードにある親カードを作成しないことで審査のハードルを下げ、まだ実績のない会社へのカード発行をおこなっています。
ETCカードだけでなくガソリンカードも使用用途を限定することで発行難易度がガクッと下がるので、設立直後の会社の味方となってくれるでしょう。
2.名義人以外もETCカードを利用できる
クレジットカード付帯のETCカードであれば名義人しか利用できないため、たとえ家族であってもカードを貸すことは禁止されています。
協同組合発行のETCは会社に発行されるため誰でも利用でき、従業員に貸すなどの使いまわしが可能になります。
「個人事業主なら個人名義のカードでもいい」と思うかもしれませんが、以下のようなデメリットがあります。
- 従業員を雇った際もカードを貸せず、その都度現金で支払わなくてはいけない
- 買い物などの利用分も明細に反映されるため、経費の計算が大変になる
- 税理士や税務署から「個人の支出と分けるように」と指摘される可能性がある
誰でもカードを利用できることは便利ですが、最大のメリットは経費の管理がラクになり確定申告がスムーズにおこなえるという点です。
カードを複数枚発行した場合もカードごとの利用明細が発行されるため、誰がどこでカードを使ったのか把握でき経費管理の利便性が高まりますよ。
カードの明細はWebでも確認できるので、とても便利です。
3.マイレージ登録を代行してくれる
詳しくはETCマイレージサービスで解説していますが、対象区間を走行することで貯まるポイントがマイレージと呼ばれています。
マイレージはセットアップ証明書を用意してから申込まなくてはならず、自分でおこなうのは手間がかかってしまいます。
自分でマイレージサービスを登録するのは面倒だし、代行してくれると助かるよ。
紹介しているETC協同組合と高速情報協同組合ではマイレージの有無、手数料に違いがあるので解説します。
組合名(マイレージ有無) | 発行手数料/1枚 | 走行手数料 |
---|---|---|
ETC協同組合(マイレージあり) | 880円 | 走行金額の8% |
ETC協同組合(マイレージなし) | 880円 | 走行金額の5% |
高速情報協同組合(マイレージあり) ※コーポレートカード | 629円 | 走行金額の8% |
高速情報協同組合(マイレージなし) | 550円 | 走行金額の5% |
どちらの協同組合を利用してもマイレージなしを選べばレンタカーやカーシェアなどでも利用できるので、汎用性が高いです。
反対に首都高や阪神高速の利用頻度が多い人はマイレージありを選んだほうがトクなので、おもにどこの高速道路を走るのかでマイレージの有無を選んでくださいね。
協同組合発行ETCカードの唯一のデメリットは出資金
協同組合は法人や個人事業主の強い味方ではありますが、唯一のデメリットが組合に加入する際に支払う出資金です。
一口1万円と聞くと「ETCとガソリンカードを作ったら2万円必要」と思うかもしれませんが、一社1万円なので両方作成した場合も1万円だけで大丈夫です。
出資金は積立金ではないので、協同組合退会時に返金されるので安心してください。
「出資金を払う必要性を感じない」と思ってしまうかもしれませんが、クレジット審査をおこなわないため万が一の保険という意味合いもあります。
出資金の払い戻しには以下の2種類があり、どちらの場合でも返金されます。
所持しているカードの減少による返金
組合を退会することによる返金
最後の利用料金が引き落とされたのかを確認してから返金されるため時間はかかってしまいますが、かならず返金されるため気長に待ちましょう。
なぜ積立金が必要と言われるのか気になる人は、出資金と間違われる理由の記事を参考にしてくださいね。
ETC協同組合(株式会社未来)と高速情報協同組合の口コミ・評判を検証
協同組合は、おもに配送業やタクシーなどの運送業者が利用しているため口コミの掲載数が少ないです。
とはいえ、悪い評判は一切なく「割引が適用されてオトクに走れる」と好意的なものばかりです。
どのような口コミがあるのか、SNSで探したものを紹介していきますね。
頻繁に高速道路を利用する運送業だからこそ、ETCカードを利用して受けられる割引はとても魅力的です。
少しでも経費を抑えるためにも、かならずETCカードを用意しておきましょう。
▼ETC/ガソリンカード発行なら協同組合▼
ETC協同組合が「怪しい・詐欺が怖い」は誤解!評判が良く安心して利用できる
ETC協同組合や高速情報協同組合は聞き馴染みがないため、どうしても怪しさを感じてしまいますよね。
ですが、平成5年に設立してからさまざまな事業をおこない、安定した経営をおこなっているため心配する必要は一切ありません。
まとめ
協同組合発行のカードは審査の難易度が低く、設立したばかりの会社でも発行可能
スピード発行可能で、届き次第すぐに仕事を始められる
一口1万円の出資金は退会時に返金されるため安心
個人名義のクレジットカードではカバーできない部分も協同組合であれば実現できるため、初めての法人カードにピッタリです。
ETCカード同様に法人ではガソリンカードの発行も難しいため、同時に協同組合のガソリンカードの申込も検討してみましょう。
「正直ETCとガソリンカードを発行してくれるなら、どの協同組合でも構わない」と考えている方は、発行難易度の低いETC協同組合をおすすめします。